JR東京駅、東京ラーメンストリートのソラノイロへ　朝10時半に頂ける、旨味濃厚な淡麗特製中華そば＆ベジソバ

この日はお昼前に約束があり、午前中からカミさんとともに東京駅へ

約束の時間まで1時間ほどあるので、その間に東京駅ナカでランチを・・・

 

と、思ってみたものの、この時点での時刻は10：30を過ぎた所

空いているお店はいくつかあるものの、その多くはカフェもしくはラーメン

 

私的にはどちらも無問題なお店ながら、一緒に居たカミさんはグルテンがNG

カフェもラーメンも、グルテンが付きものだけに、この限られた店舗の中から、今日のランチを選ぶ難しさを感じていた所

ラーメンストリートを歩いていた際に、視界に飛び込んできたこちらの看板

こちら、東京ラーメンストリート内でもお馴染みの人気店「ソラノイロ」

 

ソラノイロと言えば、昔ながらの淡麗醤油をブラッシュアップした特性中華そばが看板メニュー

それと双璧を成す、もう一つの人気商品がベジソバとなります

 

ただ、ベジソバと言えど、獣骨を始めとした動物系食材を使っていないビーガン向けなだけで、麺は小麦・・・

と思いきや、こちらのラーメンは、麺をグルテンフリーの「玄米麺」に変更が出来るとのこと

 

この玄米麺が、小麦を使用した麺と比べ、美味いかどうかはさておき

「食べられる」かどうかの観点については問題ないものとなります

 

念のため、カミさんにも確認した所、それはそれで食べてみたいとのこと

そんな経緯もあって、この日のランチは、

ここ、東京ラーメンストリート内

「ソラノイロ ニッポン」にて少し早いお昼ご飯を頂くものとなりました。

東京ラーメンストリート内で唯一のベジソバ＆グルテンフリー麺　ソラノイロ ニッポン

駅に着いた時間が早く、ランチを頂けるお店の選択肢が少ない中

朝7時台から開店している六厘舎を始め、他店よりも早くから空いてるお店の多い、東京ラーメンストリート

 

その中でも唯一「グルテンフリー」な玄米麺が頂ける事から、この日のちょっと早いランチは、ソラノイロニッポンで頂く事に

入店の前に、まずは券売機へ

麹町にある本店には、適度に足を運んできたものの、ラーメンストリートのソラノイロは恐らく、オープン以来久々の訪問

 

グルテンフリーで食べたいカミさんは、ベジソバ一択になる訳ですが

獣骨から小麦まで、キノコを除きなんでもウェルカムな私は、醤油と塩の二択に悩む所

 

トッピングまでの組み合わせを考えれば、その選択肢も更に広くなり、券売機前に仁王立ちして悩んでいる後ろには、観光と思われる外国人のお客さんがチラホラ

 

諸外国からの旅行客に

「日本人は、塩と醤油の二択で随分悩む」

と、妙な誤解を抱かせたくもないので、ここは店主さんがお勧めする

「特製中華そば」を選ぶものとなりました。

 

食券を購入し、店内の方へ

ここ東京ラーメンストリートには、現在８店のラーメン店が並ぶものとなりますが

中でも女性客、外国人観光客の人気が高いのは、ここソラノイロ

 

ラーメン店らしいカウンターを中心にした作りにはなっておりますが、

どことなくカフェを思わせる内装や、エッジの効いた小物、椅子のデザインが女性人気を博しています

 

また、前述した通りベジソバを扱っている事も特徴の１つ

日本人には多くないものの、外国では宗教上の問題や健康志向の一環として、ビーガンの普及が進んでおり

そういった層でも安心して食べられるラーメンであることから、外国からのお客さんにも支持を受けるお店となっております

 

麹町にある本店もそうですが、ここラーメンストリートのお店でも

サラダを始め、ラーメン店ながら、様々な野菜が頂けるのも特徴の１つ

ちなみに、本日カミさんが注文した「玄米麺」は、お土産にて購入可能にもなっております

 

そしてもういっちょ、

こちらは、ソラノイロ店主さんからのご案内

要約すると「美味しいよ」ということで良いかと

 

そういや去年、沖縄で行った「ストライプヌードルズ」も、宮崎さんのプロデュースでしたっけ

痛風さえ無ければ、店内で連食したいほどの美味しさだっただけに、あそこにはまた行かないと…

10：30オープンが嬉しいソラノイロで頂く、凝縮された旨味に惚れ惚れする、特製中華そば

開店直後の店内にて、口開けひと組目として訪れた、ソラノイロニッポン

先客はいなかったものの、券売機前で私の後ろに並んでいた観光客を始め、少しずつ店内にも活気が

 

店内の様子を眺めながら待つこと7～8分

こちらが、ソラノイロニッポンの「特製中華そば」となります

 

淡い醤油の色合いに、薄く広がる香味油

豚、鶏のチャーシューがそれぞれ加わり、海苔ネギ玉子、メンマになると

トッピングこそ王道の、昭和クラシカルな中華そばらしい佇まいですが、クラシカルなだけでは留まらない、気品に満ちたオーラすら感じさせます

 

それではまず、溢れ出る気品の源、

スープの方から頂きましょう

 

天草大王をふんだんに使用した、鶏の旨味がギュッと閉じ込められたスープにフワッと、ほのかに漂う魚介の味わい

甘みとコクを感じさせる香味油によって旨味もアップ

そして甘みを出汁ながら、シャープな後味を残す醤油ダレ

 

三者が最高のバランスで結びつき合う、完成度高いスープ

決して濃さを感じさせないものの、それでいながら、最後まで口の中に存在感を残す味わい

品の良い香りも相まっており、言わずもがな完飲したとして、なんら後ろめたさを感じさせません

 

そんな気品溢れるスープに絡む麺は

中細のやや縮れ麺となっております

 

ツルッとスープを絡めながら口へと入ってくる喉ごし

僅かに残るプチッとした歯切れも好印象

品良くまとまったスープと麺のバランスにも、一切抜かりありません

 

続いてトッピングですが、

素材の良さが目からも伝わる、綺麗な味玉

黄身が見事なまでに中央に鎮座しており、甘みと出汁の旨味をしっかり感じさせます

 

そして、クラシカルな風合いに拍車を掛けているのが、

こちらのメンマですね

枕木、穂先と、様々なメンマがある中、こちらのメンマはシンプルなスタイル

この淡麗で滋味深い味わいなら、もっと個性あるメンマでも良さそうには思いますが、まあこれはこれでアリですね

 

そして、特製トッピングとして増量された

 

 

豚、鶏、それぞれのチャーシュー

（鶏チャーシューについては、なぜかピントがブレましたｗ）

 

どちらもしっとりジューシーで、文句の無い仕上がり

淡麗ながら、鶏の旨味が注がれたスープとも申し分ない相性となっております。

 

ぱっと見の印象では、昔ながらのあっさり醤油を彷彿させながらも

スープに漂う出汁の濃厚さ、キレのある醤油ダレ、香味油から与えられる旨味共に、高水準のバランスを保った一杯

確かに中華そばではあるものの、昔懐かしい味わいを格段に昇華させた、NEO中華そばと呼ぶに相応しい一杯となりました

 

ちなみに、この日カミさんが注文したベジソバも少し頂いたのですが

こちらはラーメンと言うよりも、スープパスタに近しい味わい

トマトがビシッと決まったスープに、パプリカなど色彩豊かな野菜

そして、ガツンと攻めるガーリックらが混ざり合い、これもまたビーガンとは思えない旨味の宝庫

 

注文した麺は、玄米麺となる為、中華麺とはだいぶ異なる味わいでしたが

ラーメンとは別物の商品だと思えば、これもまた美味しく頂ける一杯となっておりました

 

昔ながらの中華そば風の味わいを残しつつも、段違いに昇華させた近代的なラーメンから

ビーガン＆グルテンフリーに対応したベジソバまで、幅広い層が楽しめるラーメンを味わえる、ソラノイロニッポン

365日、様々な人が行き交う東京駅に於いて、人気店として名を馳せるのも当然と言える一杯、美味しく頂きました。

 

ソラノイロ ニッポン

■ そらのいろ にっぽん

■ 住所：東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F

■ 営業時間：10:30～23:00

■ 定休日：無休