JR国分寺駅近く、個室居酒屋 すし 恵比寿屋を初訪問! 個室?寿司??には疑問も、接客&創作料理には大満足

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晩ご飯に刺身やら魚介系を食べたくなった日のこと

国分寺駅の近隣にある居酒屋はそこそこ行き尽くしたものの、魚介系で抜けているお店は限られる程

 

ここはいっそ、新規開拓に向かってみよう

とネットで検索したところ、国分寺駅から3分程のところに

「個室居酒屋 すし 恵比寿屋」というお店を発見

 

個室居酒屋なのか、それとも寿司なのか

どっちにウエイトを置いてるのかは伝わらずも、とりあえず魚が食べられることは間違いなさそう

 

という事でお店へと向かってみると・・・

ああ確かに、なんかこの看板見たことあるなあ

 

駅近くで幾度と目にはしてきたものの、決定打に掛けて入りそびれていたお店

その正体が「個室居酒屋 すし 恵比寿屋」だった模様

 

ひとまず、ビルのエレベーターで2Fに向かおうと思うのですが・・・

エレベーター前に出ている看板はこの通り

 

どう見てもガールズバーにしか見えないのですが・・・

ホントこのエレベーターで合ってるの、か??

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JR国分寺駅から徒歩3分 入り口分りづらいビルの2F、個室居酒屋 すし 恵比寿屋

エレベーターに乗り込み、2Fに降り立つと

そこは・・・どこをどう見てもガールズバー(笑)

 

どうなってるんだ、このビル??

気まずさを感じながらも、ひとまずエレベーターに乗り込み、再度1Fへ

 

エレベーター内から1Fを見渡すと、奥にもう一つのエレベーターを発見!!

どうやらこのビル、2基あるエレベーターのどちらに乗り込むのかによって

・ネオンの騒々しいフロア

・飲食店の入っているフロア

と、それぞれフロアが分かれている様子

 

今ひとつ要領を得なかったものの、もう一基のエレベーターに乗り込むことで

「個室居酒屋 すし 恵比寿屋」へ到着するものとなりました。

 

事前に予約を済ませておいたため、店内奥の席へ

しかし・・・ここでまた1つ謎が降臨

 

こちらのお店

「個室居酒屋 すし 恵比寿屋」

と名乗っているものの、この席はどう見ても個室では無い(笑)

 

まあ個室に対してこだわりがあった訳では無いので、別に構わないっちゃ構わないんだけど

ただ、もしこれがデートなんかで、敢えての個室を選ぼうとしたにもかかわらず

行き着いた先が個室では無い、となると、ちょっとテンション落ちるだろうなあ

(デートで個室を取り、何をする気だというのはさておき…)

 

ひとまずテーブルに付き、まずはメニューからチェックを

お店の看板となるメニューは全7品で、品数に合わせてか「七福神メニュー」と名付けられている様子

ネットで見つけた際、思わずテンションの上がった「階段お造り盛り合わせ」を筆頭に

・鮮魚のしゃぶしゃぶ

・肉じゃがCAKE

・肉食系鉄板ステーキ

・出来たてだし巻き卵

・心に沁む豆腐

・大人のはちみつレモンサワー

これら全7品で、七福神。。。

 

前半の神様はイイ感じに疾走していたものの、後半へ進むにつれ、息が上がってしまったのでしょうか

どうも微妙な七福神が並んでいる上、最後はまさかのドリンクかぁ

 

ちょっと複雑なイメージを受けるも、次なるページへ

こちらでは、煮炊きメニューに加え、店名にもある「寿司」が並んでおります

ただしこちらのメニュー、右側の「食事欄」に巻物を掲載しておきながら

そのお隣ページ、「握り欄」の下にも、再度巻物メニューを掲載

 

左右のページ共に、価格表記は同じながら「巻き」の送り仮名表記が両者で異なる模様

なぜ両ページで、こうもしつこく巻物をアピールしているのでしょうか?

 

もしや、元々寿司メニューは無く、巻物だけを提供していたものの

ある日突然、寿司店での勤務経験あるスタッフが入店したことを機に、握りの提供も始めるようになった?

 

だとしたら、店名の真ん中に「すし」が入ってくるのも、シックリこない…

悩めば悩む程、不信感ばかり高まるので、ここは一旦、思考をゼロベースへ戻すことに

 

続いて、本日のお勧めメニューへ目を向けると、

こちらには、冬を代表する味覚が盛り沢山

そうそう、こういうのを待ってたのよ

アンコウに白子、寒ブリと、冬の寒さで美味しく育った旬の魚介が次々に到来

 

そして裏面を見ると、

こちらでは、先ほど同様の旬食材を使った握りが掲載

カマトロの雲丹巻きなんて、絶対旨いに決まってるけど、お値段1000円かあ

 

・・・ん?

雲丹巻きなのに、1貫?

 

巻物じゃ無くて、握りってこと??

これもまた、良く分らんw

 

せっかくゼロベースに戻した思考に、またもや疑念が再沸

再度降臨した不信感に注文を決めかねていたところへ、

お、大トロ5貫、通常3500円の所を1500円とは!!

 

いくら本鮪の大トロとは言え、通常1貫700円とは・・・と思うものの、相応のネタなら仕方ない価格

しかしそれが、本日に限って半額以下とあらば、これを捨てる手はありません

 

そんな具合に、結局「お得」という値段に釣られながらもオーダーを決めつつ

お酒のメニューなんかもしっかりチェック

せっかく海鮮で攻めるのであれば、ここはやっぱ、JAPANでしょうかね。

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自慢?と思われる寿司&鮮魚には今ひとつながら、創作料理と接客の素晴らしさに好印象

という訳で、一通りの注文を終えたところで、本日最初のお疲れさま

まずは初手のビールを流しつつ、お通しに提供されたのは

ネギとたっぷりのスプラウトで和えた豆腐&酢の物

あっさりした控えめなお通しではありますが、まずまずな味わいを感じます。

 

続いて提供されてきたのは、

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梅出汁ドレッシングの玉子豆腐~サラダ仕立てなる一品

サラダではあるものの、玉子豆腐という、あまり聞き馴染みの無い組み合わせですが・・・

 

これがまた、なかなかオツな一品となっておりまして

玉子豆腐の甘みと、ドレッシングの酸味(梅風味)が面白い組み合わせに

サラダとして頂くには、ちょっとあっさりし過ぎに思うところはあるものの、

(サラダにコッテリや濃厚を求める私にも難がありそうだけどw)

一品目として軽く摘まむには程良い一品じゃ無いでしょうか

ヤングコーンがたっぷり乗ってるのも、これまた面白い(笑)

 

そんなオモシロサラダを摘まむ間に、次なる刺客が登場

これまた、ビジュアルだけでは何者か判断つきませんが、こちらの正体は

「クリーミーポテトサラダ」となっております

 

マッシュポテトのサラダ、その上にたっぷりのベシャメルソース

といった組み合わせになっており、白を基調とした、正に冬らしさを感じさせる一品

(別に季節のメニューじゃ無いけど)

 

この両者による組み合わせも、なかなか良い塩梅になってまして

先ほどの玉子サラダがあっさり仕立てだっただけに、2品目のポテサラが濃厚な旨味で逆のベクトルを発揮

サラダ2連投ではあるものの、両者が良い具合にバランスを取っている様にも見受けられます。

 

サラダ二品を食べ比べたところで、いよいよ七福神の一角が降臨

天まで続くような階段、その1段1段に盛り込まれたお造り

「階段お造り盛り合わせ」となります

 

雲まで続く階段を思わせるかの如く、下にはドライアイスによる演出も

ただ「お造り」と名乗ってはいますが、見た感じだとどれも普通のお刺身に見受けられますね

 

本来、お造りというのは・・・・

いや、止めよう(笑)

 

なんか色々求め過ぎる方が場違いなのかも知れません

ひとまず、こちらマグロから順に頂いてみますが・・・

 

うーん、演出の時点で出オチ感がハンパじゃない

ネタが悪いとまでは言わないものの、お寿司屋さんが使うレベルとは言い難い品ばかり

刺身で味わってこの程度とあらば、ちょっと握りには期待を持てそうにありません

 

鮮魚に期待していただけに、この裏切られ方を残念に感じていたところ、

七福神より2品目、肉じゃがCAKEが登場

 

その名の通り、ケーキのごとく層を重ねた肉じゃが

これがただのハッタリしようかと思いきや、意外なほど理に叶った設計でもあるのです(笑)

 

登頂に乗ったチーズを余すこと無く全体に行き渡らせられる上

パイ生地?の様な食感とジャガイモの層が織り成す味わいの違い

これらを一口で段階を踏みながら味わえるのは、ケーキ仕立てであるからこそ

 

インスタ映えのみを意識した風体ではありますが

その構成自体が理に叶っており、商品を美味しく仕上げることに一役買っているのです

 

ちょびちょびツマミを頂くものの、当たり外れの落差に一喜一憂しつつ

ここからは飲み物もJAPANこと、日本酒へシフト

 

こちらのお店では、100mないし1合での注文が可能となっており、まずは獺祭を1合にてオーダー

すると、

こんなぐい飲み?がテーブルに置かれ、こちらに一升瓶から注ぐスタイルを採っております(笑)

この器に一升瓶から注ぎ入れて、果たしてきっちり1合が注げるものか尋ねてみると

 

「いやあ、だいたい感覚でやってるんです~

 なので、ちょっと油断すると注ぎ過ぎちゃうんですよ(笑)」

 

とのこと(笑)

これは是非とも、油断して貰う様に仕向けなければ!!

 

そんな獺祭を頂きながら、次なるお料理ですが

先ほどの「成人式お祝いメニュー」として、特別価格が付けられていた、大トロ5貫盛りとなります

 

平時であれば5貫3500円が、成人の日記念という事で、5貫で1500円

半額をも下回るお値段な訳ですが、それだけの値下げ品ながら、こちらは流石の大トロぶり

品のある脂が口内で溶け、甘みと旨味をしっかり感じさせてくれます

 

そしてお寿司をもう一丁

 

こちらは和牛の牛肉寿司、3貫900円となります

 

先ほどの大トロを頂いた後、とあって脂の美味しさについては下回るものの、肉の味わいはなかなか

ただ、若干の臭みを感じてしまい、単品で食べるウチは気にならないものの、大トロの後であることから、その臭みが一層気になる結果に

保存状態、肉質、調味料いずれかで解決出来る部分となるだけに、細部で詰めの甘さを感じてしまいました。

 

そんなこんなで、初訪問となった「個室居酒屋 すし 恵比寿屋」

寿司店のらしさや、個室居酒屋感を味わうことは無く、お店のウリと思われる鮮魚についても、正直今ひとつ・・・

 

ではあったのですが

・創作料理が予想外に完成度高い

・ホールで接客しているスタッフさんが、とにかく感じが良い

など、マイナスをプラスに変えるだけの魅力も多数

 

プラスとマイナス、差し引きどちらに傾くか・・・は判断が難しい所ですが(笑)

選ぶ料理次第では、お店の印象もガラッと変わるのでは無いか、そんな感想を受けるものとなりました

 

またお店にはテラス席も設けられており、今の季節はさすがに・・・

ではあるものの、春~初夏にかけては、これらの席で味わう料理も面白そうに思います。

 

個室居酒屋 すし 恵比寿屋

■ こしついざかや すし えびすや

■ 住所:東京都国分寺市本町2-14-3 ロイヤルビルディング2F〜3F

■ 営業時間:ランチ 11:30~14:30 / 17:00~0:00(月曜はディナーのみ)

■ 定休日:12月31日~1月3日

 

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