東京ドーム隣、後楽園飯店を初訪問! 意外?すぎる一品、葱とチャーシューの細切り汁そばの美味さに興奮!

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2019年が明けた翌日、1月2日

この日はどういった了見か、数年前から恒例となるイベントの為に東京ドームへ

 

正月早々、東京ドームシティで開催されるイベントといえば、全日のプロレス

そして新日の1.4東京ドームマッチ

 

残念ながら、そのどちらでもなく、子供がメインとなるイベント

「ウルトラマンEXPO」がお目当てとなります

 

という訳で、毎年恒例1月2日に東京ドームシティへ向かいがてらランチへ

昨年も同じ日程で訪問を試みたものの、ショーの開始時刻が合わずに断念した、こちらのお店を再訪

 

東京ドームと言えば、そう。 後楽園飯店となります

歴代ジャイアンツの監督達も愛して病まなかった名店、後楽園飯店にて初めてのランチ、頂いてみましょう。

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JR水道橋駅から徒歩2分 東京ドーム隣の本格中華 後楽園飯店を初訪問

東京ドームのお隣、後楽園ホール

プロレスやボクシングなど、格闘技の聖地として名高いホールの2階にお店を構えるのが、後楽園飯店

 

その風貌からも察する通り、高級食材を贅沢にあしらった本格派中華を味わえるお店となります

それを象徴するかのように、店内の内装も

全面が鏡張りになった、豪華絢爛な様相

思わず気後れしそうになる豪華さではありますが、ここは東京ドーム直下とあって、お客さんにはファミリー層も多く、子連れでも訪問しやすいお店となっています

※ ただし、キッズメニューについては事前でのコース予約でのみ対応とのこと

 

この日は年明け直後の正月期間とあって、

上記の様なリーズナブルなコース料理も提供中

価格は2400円ながら、前菜三種にフカヒレ、えびチリにあんかけ焼きそばと、そのコース内容はかなりのお値打ちメニュー

 

ここ後楽園飯店のフカヒレと言えば、長嶋監督が試合前に頻繁に食べていたことでも知られる名物料理

そのフカヒレの煮込みまでが含まれ2400円とあらば、これは間違い無く食べておきたい所なのでしょうが・・・

実は私、フカヒレに対してそこまで信奉心を抱いていなかったり

 

そんなヤツに食べられるフカヒレにも申し訳無く思い、同メニューは候補から外しレギュラーメニューへ

高級食材がふんだんにあしらわれている事を伺わせる、本格派中華ならではの料理が多数

ただし、こちらは一品物での注文となるので、ランチ帯にはちょっと不向きかな

 

続いてのメニューは麺とご飯

ランチとしてサクッと頂くのであれば、こちらのページが候補として挙げられそうです

 

ただ、この手の本格派中華料理店が提供する麺類メニューというのは、相応の価格な割に満足度が追いつかないのが定説

ここは麺類を頂くよりも、ご飯モノを選択する方が価格に見合った満足度が得られそうに思います

 

・・・と、炒飯系に目が向いていたタイミングで子供が一言

「チャーハン食べたい」

 

子供が1人前のチャーハンを注文しようとも、完食できない事が目に見えている訳で

じゃあ、そこに私までチャーハンを被せてしまうと、子供の分と自分の分、合計1.5人前のチャーハンを1人で平らげなければなりません

 

そこまでチャーハンをドカ食いするほど、今日の私にチャーハン熱は無し

となれば、子供が残すチャーハンを貰う前提で、不本意ながら麺類メニューを選ぶことに

 

結果、この日のオーダーは

・私 → 葱とチャーシューの細切り汁そば

・かみさん → フカヒレ姿煮丼(正月とは言え、遠慮ねーなあ)

・子供 → チャーシュー入り炒飯

上記3品をオーダーするものとなりました。

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本格中華が並ぶ中、名物のフカヒレ姿煮丼、チャーハン、葱とチャーシューの細切り汁そばをオーダー

この日、お店を訪れたのは開店少し前の11:20

11:30より順次お客さんを案内するとのことながら、店内に待合スペースが設けられており、そちらで時間を数分待ち店内へと案内

 

開店前から店内で待たせてくれる点もさることながら、入店後の案内や説明、商品のサーブに至るまで

「さすが!高級中華!!」と唸らされる点がしばしば

創業から58年という歴史の長さは料理だけで無く、勤務するスタッフ1人1人のホスピタリティのレベルからも深く感じ取れます

 

そんな一面に感服しながら、待つこと10分

一足お先に提供されたのが、カミさんのオーダーした品

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後楽園飯店の名物とされる一品、フカヒレ姿煮丼となります

 

ラーメン皿と比べても引けを取らない、大きな器

中に盛られたご飯と、その上にはでっぷりしたフカヒレの姿煮が丸々1枚

あんかけは醤油をベースにしながら、椎茸などの出汁と旨味を閉じ込めた仕様となります

 

フカヒレに帯する信奉心が無いのは前述した通りで、それに加えたっぷりの椎茸が餡に投入

という訳で、私にとっては苦手食材が積み重なった品となり、一口として貰う事は無かったのですが、フカヒレ好きなカミさん曰く

「これだけの質のふかひれが一枚入って3000円なら全然安い」だとかw

 

3000円の価値基準が、今ひとつ私には伝わらなかったものの、好きな人には堪らない一品、ということでしょうか。

 

フカヒレから遅れること数分

すぐに後を追って提供されたのが私の注文した品、

葱とチャーシューの細切り汁そばとなります

 

メニュー上では、これといった写真掲載が無く、なんとなくの雰囲気で注文してみたものの・・・

とにかく、葱の量がハンパじゃない(笑)

 

いわゆる味噌ラーメンにトッピングされる辛葱では無く、サイズ感と食感をしっかり感じられる、斜め切りのネギがこれでもかと投入

そして、チャーシューの方も、ネギとの食感にマッチするよう、ほぼ同サイズの細切りでたっぷり投入されています

チャーシューは肉質がしっかりした、いわゆる中華料理店らしいタイプ

脂の美味しさではなく、豚肉の質感と赤身の旨味を味わえるタイプで、ネギとの食感の違いがまた素晴らしい仕上がり

 

そして何より、これはもうネギの存在感がハンパじゃありません

斜め切りにされたネギではあるものの、どれもがシットリとした柔らかさと食感を残しており、麺にもスープにもしっかり絡んできます

ネギの持つ特有のヌメリも、スープに更なる旨味を加えており、体が芯から温まる、冬には嬉しい一品と言えます

 

この具材とスープに絡む麺は、

シンプルながらも芯を感じる、中細ストレート麺

醤油ベースながら、鶏ガラを始め、様々な中華食材より出汁を取った品の良い、甘口スープとの絡みも良く、なによりネギとの相性が抜群

スープには、僅かながらも辛味調味料(唐辛子系?)が加わっており、ピリッとした辛みもネギと共に、体を芯から温める役を担っています

 

正直、この手の中華料理店が提供する麺類には、ほぼ期待を寄せていなかっただけに、このクオリティの高さには思わず脱帽気味

もちろん、お値段もそれなりの価格となるので、当然と言えば・・・かも知れません

が、麺も200gほど盛られており、たっぷりのネギ&チャーシュー合わせ、ボリューム面にも文句の無い、完璧な中華そばに仕上がっておりました

 

もしナニカの間違いで、私がジャイアンツの監督に就任する日が来れば

験担ぎの意味も含め、毎日でも通って食べたくなる、そんな一杯じゃ無いでしょうか

(そんな機会が訪れないことは、誰より私が重々承知の上でw)

 

そしてもう一品、子供が注文した品がこちら

チャーシュー入り炒飯、となります

 

町の中華屋さんでは、まず見かけないような、高火力でパラパラに炒められたご飯

そして、そのご飯粒1つ1つにしっかりと纏わり付いた玉子と、お手本にしたいような、正に言葉通り「炒飯」に仕上がった品

 

トッピングの方は、細切れしたチャーシューとネギ、とシンプルではありますが、それ故に調理した方の技術の高さが問われそうな仕上がり

お米の一粒に至るまで、水分を飛ばすことに注力していることが伝わるパラパラぶりで、食べ進めれば口内の水分が失われるのでは無いか!?

と、不安視したくなるほど、とにかく類を見ないパラパラな仕上がり

 

これに絡むチャーシューも、量こそ多くは無いものの、程良い塩気、下味がご飯に行き渡っており、全体が満遍なく均一に味付けされています

水分を失うほどにパラパラな炒飯だからこそ、共に頂くスープもまた光を放ち、両者合わせて、完璧なタッグを見せつけてくれました。

 

そうこうしながら、ものの見事に完食となった、後楽園飯店での初ランチ

そのお店の外観通り、普段使いしやすい価格帯・・・とは言えないものの、このクオリティであれば納得せざるを得ない料理の数々を味わうものとなりました

 

今回はランチでの訪問となる為、中華の一品料理を頂くことはありませんでしたが、この手の中華料理店で、麺類を頂きこれほどの満足度を得るとは思いもよらず

スープ、麺、具材の三つが均一に肩を並べる、高級中華らしい高水準な料理をしっかり堪能させて頂きました。

 

後楽園飯店

■ こうらくえんはんてん

■ 住所:東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル 2F

■ 営業時間:11:30~22:00

■ 定休日:無休

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